こんにちは。【自由を求めて大学職員へ】管理人のスキチーノです。 大学職員歴5年ほどでして、キャリア支援課で就活対策サポートを行っています。
ガクチカない場合でも、大手にいけます
ガクチカなくても、ぜったい大手にいけます。
ガクチカないけど、大手にいける方法3つ
ガクチカないけど、大手にいける方法3つ
- 方法①:頑張ったこと+そこから学んだことを書くだけ
- 方法②:会社の【求めている人材】に近づける
- 方法③:20個以上の【強み】のエピソードを用意する
順に説明します。
方法①:頑張ったこと+そこから学んだことを書く
まず、質問です。
ガクチカは、【すごい実績】を書かないといけないと思っていませんか?
多くの就活生が、ここで「Yes」と答えます。
「すごい実績を書いた就活生ほど、大手企業にいく」と思い込んでいます。
しかし、それは間違いです。
【すごい実績】は、求められていません。
というのも、企業の人事は、学チカからあなたの【頑張ったこと+そこから学んだこと】を見ているからです。
人事は、ガクチカをみながら、「なるほど。あなたは、〜を頑張ったんですね。また、その経験から〜を学んだんですね。」のように捉えます。
企業の人事は、「実績がすごいかどうか」などみていません。
ガクチカには、【頑張ったこと+そこから学んだこと】を含めれば、OKです。
まず、この認識が、かなり大切です。
方法②:会社の【求めている人材】に寄せる
志望企業の採用ホームページには、しっかりと【求めている人材】が書かれています。
ガクチカでは、【求めている人材】になるべく寄せて書くことが、大切です。
(まったく違うことを書くのはよくないですが、寄せて書くことは絶対やるべきです。)
【求めている人材】には、以下のようなものが書かれています。
- 継続力
- 行動力
- 問題解決能力
- 主体性
- コミュニケーション力
- 協調性
「この人は、求めている人材と近いな」と企業に思ってもらうために、ガクチカを書きましょう。
例えば、ガクチカが「野球サークルの話で、最初は補欠だったが、努力してスタメンになった。また、チームとしては京都市1位になった。」だとします。
この場合は、どのようにガクチカ書くか↓↓
○求めている人材が、継続力の場合→継続力が伝わるように、「努力により、補欠→スタメンになった」を書く。
○求めている人材が、協調性の場合→協調性が伝わるように、「仲間と協力して京都市1位になった。」を書く。
こんな感じで、求めている人材に近づけることは、とても重要です。
方法③:20個以上の【強み】のエピソードを用意する
大手から内定を勝ち取るためには、自分の【強み】を圧倒的にアピールすることです。
自分の強みは、主体性や協調性など、何か1つだけでいいです。「自分の強みだけは誰にも負けない」という気持ちが重要です。
企業に「この人は協調性では抜群だな」「この人の行動力は誰よりもすごいな」のように、思わせることができれば、内定に大きく近づきます。
そのためには、自分の強みに関するエピソードを20個以上、用意することです。
自分の【強み】が主体性であれば、主体性が伝わるエピソードを20個以上用意しましょう。
エピソードは、大学時代だけじゃなくても小学生時代・中学生時代・高校時代いつでもいいですよ。
ガクチカには、エピソードは1つか2つしか書けません。
面接で、強みに関するエピソードをたくさん伝えることで、強みの説得力が高まり、人事から好評価ゲットです。
ガクチカの見つけ方
ガクチカが、なかなか見つからない人へ
ガクチカが、なかなか見つからない人は、以下の観点から探してみてください。
ガクチカ見つけ方(高校時代もしくは大学時代)
- 3ヶ月以上続けたこと
- しんどかった・大変だったけど、達成感があったこと
上記の観点から探してみてください。
当たり前すぎて、気付いていないだけかも
ガクチカがない就活生は、自分の習慣にヒントがあるかもです。
先日、このようなツイートをしました。
○自分の習慣は、ESに書ける○
— スキチーノ@自由を求めて大学職員なう (@Sukiccino) June 12, 2021
ある就活生とのES相談で、「アピールできることがない」とのこと。
しかし、経験を深堀りしていくと、「大学1回生から30分の英語勉強を休まず毎日継続している」ことが分かりました。 →【継続力】としてアピールできる!
自分の習慣を客観的に捉えることは大切。
#就活
○自分の習慣は、ESに書ける○
ある就活生とのES相談で、「アピールできることがない」とのこと。
しかし、経験を深堀りしていくと、「大学1回生から30分の英語勉強を休まず毎日継続している」ことが分かりました。
→【継続力】としてアピールできる! 自分の習慣を客観的に捉えることは大切。
自分の学生時代を振り返ってみてください。
授業の予習復習、ゼミ、サークル、アルバイト、語学勉強など、なにかガクチカがあるはずです。
「やっぱりガクチカない」という人 → なくても3ヶ月あれば、つくれます
「ガクチカを探したけど、やっぱりない」という人は、大丈夫です。
今から何でもいいので、新しいことを始めて3ヶ月間、継続しましょう。
すると、ガクチカは作れます。
オンライン英会話、TOEIC取得、簿記取得、ブログ更新、Youtube更新、アルバイトなど、何でもいいです。
3ヶ月間本気で取り組むことで、よりよりガクチカが書けます。
ガクチカの書き方【例文もいっしょに】
ガクチカ書くときに、覚えるべき点
- ガクチカでは、【頑張ったこと+そこから学んだこと】を伝える
- ガクチカの書き方は、【結論→根拠→結論】
- ガクチカの書き方は、【〜という問題があった→〜をして解決した→私は〜を学んだ】
上記の点をおさえれば、ガクチカは書けます。
ここで、ガクチカの例文をみてみましょう。
○例文1〜アルバイト頑張った話〜
「私は、ラーメン屋のアルバイトに力を注ぎました。ラーメン屋は、チェーン店であり人気店でした。
しかし、近くにラーメン屋がオープンされたことに伴い、月の売上100万円から80万円におちてしまいました。
そこで、私はリピーターが少ないことが売上低下の原因であると分析し、リピーターを増やすためにはどうしたらいいか、
アルバイト仲間を呼び出して議論しました。
そして、お店のインスタグラムアカウントを作成し、定期的にラーメン割引情報や、新メニューを発信することにより、
リピーターを獲得していきました。
その結果、月の売上は110万円まであげることができました。
この経験から、仲間と協力しながら問題を解決する大切さを学びました。」
○例文2〜英語の勉強頑張った話〜
「学生時代力を入れたことは、英語の勉強です。
大学1回生のアメリカ旅行時に、外国人とコミュニケーションをとることができずに、英語力の低さに悔しい思いをしました。
そこから、英語力の向上を目標に、毎日英語を最低でも1時間することにしました。
疲れているときや忙しいときには、何度も英語勉強を妥協しそうになりました。
しかし、そんなときは、アメリカ旅行時の悔しい思いを思い出して、自分を奮い立たせることで
どんなときでも毎日英語を1時間勉強しました。
その結果、大学3回生の冬には、外国人と円滑なコミュニケーションをとることができ、また、TOEIC850点を取得しました。
この経験から、毎日継続することの大切さを学びました。」
○例文3 〜簿記2級の取得を友人と頑張った話〜
「学生時代力を入れたことは、日商簿記2級の取得です。
大学2回生のときに、会計に興味があったことから、簿記2級取得に向けて3人の友人と一緒に勉強することを決めました。
全員で簿記2級合格するために、私は2つの工夫をしました。
1つ目は、毎週2回、全員が簿記の勉強の進捗度合いを共有することで、勉強のペースが遅れている人がいれば、フォローするようにしました。
2つ目は、それぞれが教え合うということです。簿記2級は、とても広い分野を勉強する必要があります。そこで、
分野ごとに担当を分けて勉強し、分野別に教え合うことをしました。
誰かが簿記勉強に対して弱音や愚痴やをこぼしてしまうときには、全員で励まし合いました。
その結果、3年生のときに、全員で簿記2級を取得することができました。
この経験から仲間と一緒に目標を達成することの大切さを学びました。」
いかがでしょうか。
いずれも、【頑張ったこと+そこから学んだこと】【結論→根拠→結論】【〜という問題があった→〜をして、解決した→私は〜を学んだ】のようになっています。
このように書くことで、わかりやすいガクチカになります。
本記事は、以上です。
皆さんの就職活動がうまくいくことを心から願っています。